古くから万病に効くといわれた漢方薬
陀羅尼助は、ガジュツやオウバク、ゲンノショウコが含有された漢方薬です。
陀羅尼助は古くから日本にある漢方薬で、万病に効くと言われていました。
日本史にも登場する、あの藤原鎌足の腹痛を治したともいわれています。
また、陀羅尼助の主原料であるキハダは、漢方薬の原料として注目を集めているといます。
奈良県吉野郡天川村・洞川温泉にある銭谷小角堂は、この陀羅尼助などを扱っています。
かつて、陀羅尼助は板状のもので、飲みにくいものでした。
そして、ガジュツやクシンを配合して丸薬である陀羅尼助丸が作られるようになりました。
この陀羅尼助丸は、下痢や食欲不振、二日酔いなど現代人の弱った胃腸に効用があります。
銭谷小角堂は、温泉街にある関係から女性客の来店も多いようです。
また漢方薬が苦手という人でも苦みがなく食べやすい、だらにすけ羊羹が珍味のお土産として人気を博しています。
他にも、Tシャツやマグカップ、民芸品なども扱っているようです。