キノコ由来のβグルカンの問題点
この企業は、フコイダンや核酸など近年注目されている様々な機能性成分を使った健康食品を製造しています。
その中でもとくに人気があるのがβグルカンかもしれません。
この成分がマスコミなどで紹介されるときは、癌予防効果などがクローズアップされることが多いかもしれませんが、他にも整腸作用や肥満予防効果などがあるとも言われています。
一口にβグルカンといっても、実はいろいろな原料から抽出することが可能な成分で、例えばアメリカなどではパン酵母から抽出するものが主流になっていますし、日本ではキノコ類から抽出したものがよくサプリメントに使われていたりします。
パン酵母とキノコ類由来のどちらでも同じなのかというと、実はかなり違うので気をつけなければいけません。
結論から言ってしまうと、パン酵母由来とキノコ由来のものを比べた場合、サプリメントとして摂取するならパン酵母由来のものの方がいいかもしれません。
なぜかというとβ1.3グルカンの含有量が、パン酵母由来のものの方が多いとされているからです。
キノコの場合は多くても3割ぐらいではないかとされているのに、パン酵母由来は、7・8割くらいは含有されているだろうとされており、その差は歴然としています。
この成分はまだ分かっていない事も多いので、軽々しいことは言えませんが、今のところはパン酵母由来のものを使っておいた方が安心でしょう。
この企業のサプリメントには、パン酵母由来のβグルカンにさらに手を加えて機能性と吸収性をアップさせています。
