糖鎖を取り入れて健康な生活を目指せる
タンパク質であるグリコーゲンやアミロペクチン、アミロースやセルロースなど各種の糖を結合した化合物であり、極めて多様な分子を作りだすことが知られています。
衣装のように細胞の表面に存在していて、細胞やタンパク質を守る役割を担いますが、同時にインフルエンザや新型コロナなどのウィルスが取り付くことで細胞に侵入する経路であることも判明しました。
さらに糖鎖の種類によってはホルモン分泌や免疫にも影響すると考えられており、研究をすすめることで感染症対策やバイオ医薬の開発などに役立ちます。
主な糖質には8種類あり、いずれも食事から取り入れることができます。
例えば炭水化物や果物や野菜にはグルコースが、牛乳やチーズなどの乳製品にはガラクトースが豊富に含まれています。
またマンノースを豊富に含むアロエベラやこんにゃく、フコースが充実しているメカブやもずくなどの海藻類やきのこ類に、さらには穀物の皮にはキシロースが含まれており、これらを積極的に生活に取り入れることができます。
しかしN-アセチルノイラミン酸やN-アセチルガラクトサミン、N-アセチルグルコサミンは摂取するのが難しくなっています。
いずれも母乳やツバメの巣、甲殻類に含まれている成分であり、簡単に集められないからです。
これらの糖鎖成分を簡単に摂取できるのがサプリメントです。
例えば海藻由来の成分をたっぷりと含んだフコイダンサプリに加えて霊視に豊富に含まれるβグルカン、さらに昆布やアカモクなどの海藻類からごくわずかしか抽出できないフコキサンチンを含むサプリメントが開発されています。
